浜松・東三河フェニックス

浜松・東三河フェニックス入りが内定した川満寿史さん＝21日、レストランクール

　宮古島市出身で今月19日に九州東海大学を卒業した川満寿史さん（22）が日本プロバスケットボールリーグ「ｂｊリーグ」の浜松・東三河フェニックスに入団することが内定した。今月末にもチームに合流し、正式に契約を行う。

　川満さんは「即戦力として早く試合に出たい。安定したプレーヤーとしてチームに貢献したい」と意気込みを示した。

　21日には宮古バスケットボール協会が市内のレストランで激励会を開き、川満さんのさらなる活躍に期待を寄せた。

　佐良浜中学校のバスケットボール部時代にプロを意識し、翔南高校（現・宮古総合実業高校）を経て九州東海大学に進学。全九州大学バスケットボールリーグでの目覚ましい活躍が認められて今回のプロ入りとなった。

　プロとしての意気込みについては「プロは常に結果が求められるのでそれに応えたい。持ち味のミドルシュートで結果を出したい」と述べた。

　身長は１８６㌢とバスケットボールプレーヤーとしては小柄な川満さん。宮古島の後輩たちに対しては「身長がなくても体の大きな選手たちと対等にやっていけるというところを見てほしい。バスケットをこれまで以上に大好きになって、これからも頑張ってほしい」とエールを送った。

　宮古バスケットボール協会の笠原渥会長は「宮古出身者のプロ入りは川満君で４人目。大学でも活躍し全日本でも十分に通用するレベルにあるのでプロでも活躍してくれるだろう。川満君の活躍が宮古のバスケットボールを盛り上げてくれると思う」と述べた。