12/20
2025
Sat
旧暦:10月30日 先負 壬 
社会・全般
2013年3月31日(日)9:00

「考える」ことの大切さ訴え/日本弦楽協シンポ

常行氏、川満教育長ら呼び掛け


シンポジウムでは、パネリストが自らの体験談を交えながら学生生活の有意義な過ごし方を呼び掛けた=30日、マティダ市民劇場

シンポジウムでは、パネリストが自らの体験談を交えながら学生生活の有意義な過ごし方を呼び掛けた=30日、マティダ市民劇場

 日本弦楽指導者協会(日弦協)第71回全国大会の記念シンポジウムが30日、マティダ市民劇場で開催された。


 第1部では東京大学大学院教授の常行真司氏が基調講演を行ったほか、第2部のパネルディスカッションでは「子どもたちの未来、南の島から」をテーマに常行教授のほか、同協会の立木茂理事長、川満弘志市教育長、川満健宮古高校校長がそれぞれの高校生活や大学時代の過ごし方などについて語り、その体験談を通して有意義な学生生活を呼び掛けた。

 パネルディスカッションで、常行氏は、高校時代に自らで「考える時間」を設けてその時間を大切にしたことを紹介した。

 川満教育長は、体が小さかった学生時代に剣道が強くなるために一生懸命に工夫したこと、川満校長は、何事にもあきらめずに粘り強く挑戦することの大切さを訴えた。

 そのほか、立木理事長も世界各国で演奏活動を行ってきた体験談などを紹介した。

 会場には中学生や高校生のほか、その保護者らも詰め掛けパネリストの体験談に真剣な表情で聞き入っていた。

 日弦協は、日本唯一のバイオリン、チェロなどの演奏家や大学教授、指導者らで構成する組織。正会員数は約750人。今回の全国大会には日弦協会員や門下生ら約400人が参加する。

 31日のメーンコンサートは、午後2時からマティダ市民劇場で行われる。ステージでは、全国各地から来島したバイオリニストやチェリスト、コントラバシストなど一流の演奏家約400人がクラシックの名曲などを演奏する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!