02/03
2026
Tue
旧暦:12月16日 先負 戊 
産業・経済
2013年4月19日(金)9:00

「さび病」が拡大傾向/サトウキビ

品種分散で危険回避を


さび病が疑われるサトウキビ。宮古各地で発生している=宮古島市内の圃場

さび病が疑われるサトウキビ。宮古各地で発生している=宮古島市内の圃場

 サトウキビの新植夏植え圃場で「さび病」が拡大傾向にある。葉の表裏にできる大小の病斑が特徴で、病葉は赤褐色に変色して枯れたように見える。他県の調査などから、さび病が生産物の収量や品質に大きな影響を与えるという被害情報はない。ただ、糖業関係機関では、対策として抵抗性品種を植え付けることや複数の品種を植えて危険を分散するよう促している。


 県病害虫防除技術センターによると、さび病は窒素過多や風通しの悪い圃場などで発生するとされ、国頭マージ、島尻マージ地帯で多く見られる。病斑は葉の表裏で発生するが、特に裏面で顕著に表れる。夏胞子は飛散して広がるため多発圃場では全体的に赤褐色の葉が目立つ。

 防除法は▽窒素肥料の加用を避けること▽発病した株は使わない▽下葉を剥葉して風通しを良くする-などがあるが、植え付け後の有効な対策は特にない。

 さび病が収穫物へ与える影響が懸念されるところだが、鹿児島、沖縄の両県ともにさび病によって大きな被害を受けたという例はないため、関係機関では冷静な対応を呼び掛けている。

 一方で品種が偏っていく傾向を懸念。宮古地区では現在、農林27号の植え付け構成比率が高く、宮古本島内では50%を優に上回っているのが現状だ。工場関係者は「品種が偏り過ぎると病気が発生したときに一気にまん延する可能性が大きくなる」とし、次回の植え付け時には可能な限り複数の品種を植えて危険を分散するよう促している。

 さび病は宮古各地で発生しており、農林27号での発生が目立っている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年2月3日(火)9:00
9:00

乗り放題チケット販売開始へ

島内路線バス 24時間と48時間の2種類   島内のバス会社の路線バスが乗り放題となる周遊型MaaS(マース)チケット「宮古島周遊フリーパス」の販売を4日から開始する。周遊フリーパスは24時間と48時間の2種類。市や島内のバス会社などの関係者が2日、…

2026年1月27日(火)9:00
9:00

「虹コン」冬の宮古PR/市の閑散期対策事業

ファンとキビ絞りなど体験   アイドルグループ「虹のコンキスタドール」(虹コン、ディアステージ所属)は25日、ファンクラブツアーで宮古島を訪れ、オリジナルバームづくり体験やサトウキビ黒糖作り体験などを行った。下地の農場ではサトウキビを絞り、黒糖作りを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!