02/03
2026
Tue
旧暦:12月16日 先負 戊 
教育・文化
2013年6月18日(火)9:00

平和の大切さ訴え/北中で集会

講師の上里さん、体験談語る


講話を熱心に聞き入る生徒たち=17日、北中学校の体育館

講話を熱心に聞き入る生徒たち=17日、北中学校の体育館

 23日の「慰霊の日」を控え、北中学校(亀濱敏郎校長)は17日、平和集会「南静園での戦争体験」を開いた。宮古退所者の会の上里栄さんが講話し、生徒427人に平和の大切さとハンセン病に対する正しい理解と偏見・差別の解消を訴えた。


 上里さんは少年の時、夜中父に連れられ、今まで見たことのない施設に入れられた。父が施設から離れていく時、少年が「お父さん」と叫んでも父は振り返ることはなかった。この施設は成長の段階で、国立療養所南静園であることを知った。

 1945(昭和20)年3月、入所者は日本軍の命令で追い出され、近くの海岸沿いの壕の中で避難した。

 上里さんは「多くの人が食糧不足による栄養失調やマラリア、赤痢で亡くなった。餓死が多かった。終戦を知らずに9月に南静園に戻った時には、少年舎にいた15、16人はいなくなっていた。亡くなったと思った。生きていたのは自分だけであった」と話した。

 「その後、退所するようになったが、仕事を探しても頼りになる人はおらず、大変苦労した。世の中には偏見・差別があった。皆さん、家に帰ったら家族などに『ハンセン病って怖くない』と伝えてください。そうすることで偏見・差別は無くなっていく」と強調した。

 子どもたちが生命の尊重や個人の尊厳、平和の尊さについて考え、郷土の歴史、沖縄戦の実相を学ぶことで、平和を愛し尊ぶ心をはぐくむとともに、次代の担い手として世界平和に貢献できる人材を育成するのが狙い。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年2月3日(火)9:00
9:00

乗り放題チケット販売開始へ

島内路線バス 24時間と48時間の2種類   島内のバス会社の路線バスが乗り放題となる周遊型MaaS(マース)チケット「宮古島周遊フリーパス」の販売を4日から開始する。周遊フリーパスは24時間と48時間の2種類。市や島内のバス会社などの関係者が2日、…

2026年1月27日(火)9:00
9:00

「虹コン」冬の宮古PR/市の閑散期対策事業

ファンとキビ絞りなど体験   アイドルグループ「虹のコンキスタドール」(虹コン、ディアステージ所属)は25日、ファンクラブツアーで宮古島を訪れ、オリジナルバームづくり体験やサトウキビ黒糖作り体験などを行った。下地の農場ではサトウキビを絞り、黒糖作りを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!