12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
イベント
2013年10月14日(月)9:00

「童謡の世界」で会場癒す

伊良皆さん、トークと歌で魅了


講演コンサートで伊良皆さんが童謡唱歌の魅力をトークと歌でつづった=12日、マティダ市民劇場

講演コンサートで伊良皆さんが童謡唱歌の魅力をトークと歌でつづった=12日、マティダ市民劇場

 トークと歌でつづる童謡ものがたりーと題して、フリーアナウンサーでNPO法人「童謡の心を広め歌い継ぐ会」の理事長を務める伊良皆善子さんが12日夕、マティダ市民劇場で、いらみなぜんこ講演コンサート「童謡の世界」を開いた。会場には約500人の童謡ファンが訪れた。伊良皆さんがこれまでに辿ってきた童謡唱歌にまつわるエピソードを語り、美しい歌声で会場を魅了した。また、同講演コンサートには県内、宮古から4団体のコーラスグループが友情出演しトークショーに花を添えた。

 伊良皆さんは現在、ラジオ沖縄(ROK)で放送されている長寿番組「童謡ものがたり」の語り部として県内外で知られている。講演で伊良皆さんはアナウンサーとして売れなかった頃の切なさや苦しさについて語り、40代で本格的に童謡を練習し始めた時のことを話した。

 伊良皆さんは「童謡が優しい心を育み、何ともいえない穏やかな感覚になったことをきっかけに、童謡について調べていくことを決意した」と述べ、その後、「七つの子」の作詞者である野口雨情の故郷、茨城県磯原を皮切りに童謡の故郷を探訪する旅をし始めたことなどを話した。

 また、講演では「優しさの文化、優しい人づくりに満ちあふれた童謡は子どもたちのために書かれたものだが、大人たちへの大切なメッセージが込められている」と述べ、その意義の奥深さについても詳細に説明を加えた。

 同講演コンサートでは「ブーゲンビリアコーラスグループ」、「フロイデ混声合唱団」、女声コーラス「ポップ」の宮古の童謡愛好家らで組織するコーラスグループと、沖縄市、うるま市の市民を中心に結成しこの日初めて宮古島に来島した「沖縄童謡唱歌を歌う会」のメンバーが友情出演し、叙情豊かな歌の数々を披露した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!