12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2013年10月25日(金)9:00

22の事業所で体験へ/ジョブシャドウイング

西辺小30人が出発式


出発前に記念写真に収まる児童と関係者ら=24日、西辺小学校

出発前に記念写真に収まる児童と関係者ら=24日、西辺小学校

 西辺小学校(新里二男校長)で24日、高学年の児童30人が出席してジョブシャドウイング(主催・宮古島地域雇用創造協議会)の出発式が行われた。児童たちは22の企業や事業所、団体などでメンター(受け入れ事業所の担当者)の仕事を見学、体験する。

 出発式で新里校長は「これまでマナー講習や企業人講話など、たくさんの価値ある事前学習をしてきた。働く人に寄り添って、その仕事を見学できるのはめったにない機会。これまでの学習を生かし、多くのことを感じ、学んでほしい」と話した。

 また、市商工物産交流課の楚南幸哉課長は「自分の将来の夢に向けての良い体験なので、仕事をしている皆さんをしっかりと見学してきてほしい」とあいさつした。

 児童会長の来間海空君(6年)が「受け入れ先ではマナーを守り真剣に仕事をする人を観察し、一つでも多くの気づきを見付けましょう」と述べた。

 沖縄電力離島カンパニーでジョブシャドウイングをする宮里実優さん(5年)は「ドキドキしているけれど、楽しみ。いろいろなことをたくさん見てきたい」と意気込みを話した。

 出発式後、参加する児童は10班に分かれ、それぞれの受け入れ先事業所に保護者とともに向かった。参加した児童たちの体験発表会は同校で12月に予定されている。

 ジョブシャドウイング 働く大人に影のように寄り添い、その働く姿勢から仕事の楽しさや働く意義、職種に関する知識を身に付けていくというアメリカ発のキャリア教育。子どもたちが将来の夢や進路を考えるきっかけになるとして県内各地で展開されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!