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産業・経済
2013年11月16日(土)9:00

新造船導入、6隻体制へ/琉球海運

宮城専務が副市長に報告/台湾航路開設に合わせ


長濱副市長(右)に台湾航路開設と6隻体制への増強について説明する宮城専務(左)と宮古港運の砂川恵映専務=15日、副市長室

長濱副市長(右)に台湾航路開設と6隻体制への増強について説明する宮城専務(左)と宮古港運の砂川恵映専務=15日、副市長室

 琉球海運の宮城茂専務は15日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪ね、来年5月から九州・沖縄と台湾を結ぶ航路を開設すること、それに合わせ新造船を1隻導入し、現在の5隻から6隻体制に増強させることを報告した。


 同社では当初、新造船導入に伴い、現在保有している5隻のうち、来年で就航17年目となる「にらいかない」を処分する計画だった。しかし、ほかの4隻が密閉型の貨物船であるのに対し、「にらいかない」は密閉されておらず、牛の輸送に適していることから、継続使用されることとなった。

 副市長室を訪れた宮城専務は、来年5月から九州・沖縄と台湾の高雄を結ぶ航路を開設すること、新造船を導入するとともに、処分を予定していた「にらいかない」を大幅補修し継続使用することで6隻体制とすることを報告。「沖縄の畜産は先島が重要な拠点。牛輸送に最適な船の継続使用を決めた」と説明するとともに、台湾航路開設に向けた平良港のバース整備への協力に感謝の言葉を述べた。

 長濱副市長は、市の畜産業への配慮に謝意を示すとともに、港の整備を行うことを約束した。


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