12/19
2025
Fri
旧暦:10月30日 先負 壬 
社会・全般
2013年12月6日(金)9:00

子育て環境の整備推進/市教委が会見

学力向上へも取り組み強化


教育委員会が会見で教育行政の課題解決に向けた今後の取り組み方針について説明した=5日、市役所平良庁舎

教育委員会が会見で教育行政の課題解決に向けた今後の取り組み方針について説明した=5日、市役所平良庁舎

 市教育委員会(宮國博委員長)は5日、宮國委員長と佐平博昭氏の再任辞令を受けたことに伴った記者会見を開き、市の教育行政の課題解決に向けた今後の取り組みについて方針と見解を示した。子育て環境の改善については、教育委員会と市の福祉部が連携して幼稚園児と小学校低学年の放課後預かり保育の保障について積極的に取り組んでいくことなどが説明された。


 市教育委員会が示した課題は①学校教育の充実(学力向上に向けた積極的な取り組み、家庭教育力の向上支援、信頼される学校づくりの推進)②子育て環境の改善・整備(市立幼稚園児および市学校低学年児の放課後預かり保育の保障)③市立教育研究所の充実・拡大(研究員増員と財政的支援、研究課題の設定)④教育委員会管轄施設と機能の活用(給食調理場統合と地場産品の活用、委員会行政組織の改革)⑤市立学校の規模適正化推進の5項目。

 放課後預かり保育の保障については、仕事を持つ親や仕事をしたいと思っている親からの要望を受けて、幼稚園や小学校低学年における午後の預かり保育について検討していくとしている。

 具体的には、保育所、幼稚園、小学校低学年について市教育委員会と市の福祉部が連携し合って午後の預かり保育の時間を確保するものとしている。

 この放課後預かり保育を保障するために、現在進めている学校規模適正化の動きと連動しながら、小学校に隣接した施設を「子ども園」(仮称)とし、周辺地域に公園などを配置して子育てゾーンとすることなどを検討している。

 給食調理場の統合については、現在旧市町村にある給食調理場を1カ所にまとめて地場産品の活用をさらに進めたいとしている。

 そのほか、学力向上対策については、学力を全国水準並に底上げすることを目標に掲げ、所得の低い世帯の子どもたちにも教育を受ける機会を設けるために「無料塾」などについても検討していくことなどが説明された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!