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産業・経済
2013年12月26日(木)9:00

キビ操業を開始/宮古製糖伊良部工場

平均糖度13・4度


シャボによる大量のキビ投入でベルトコンベヤーは本格的に稼働した=25日、宮古製糖伊良部工場

シャボによる大量のキビ投入でベルトコンベヤーは本格的に稼働した=25日、宮古製糖伊良部工場


 宮古製糖伊良部工場(渡久山和男工場長)で25日、2013~14年産サトウキビの操業が始まった。前期と同じ操業日スタートで、今期は前期比4000㌧増の5万6000㌧を予想し、平年よりやや豊作型。初日の平均糖度は13・4度でまずまずの滑り出しとなった。

 この日の原料搬入量は411㌧、糖度は最高が15・6度、最低12度。基準糖度帯(13・1~14・3度)以上が64%を占めた。操業日数は4月上旬までの110日を予定。


 操業開始セレモニーで、宮古製糖の安村勇社長は「今年の夏場の小干ばつでは、県、市の支援と宮古地区トラック事業協同組合の協力でキビは回復した。農家が一生懸命作ったキビであり、キビの糖分を最大限回収する。操業は安全が第一。無事故・無災害で陸上・海上の輸送に万全を期す」と決意を新たにした。

 下地敏彦市長(代読)、宮古農林水産振興センターの前田幹男所長があいさつし、キビ産業の発展や操業期間中の安全を願った。
 安村社長、下地市長(代理)、前田所長、同組合の奥濱貞夫理事長らが、ベルトコンベヤーに向かってキビ束を投げ込んだ。シャボによる大量のキビ投入で本格的に稼働した。
 次いで安村社長らの鏡開きで景気付けた。


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