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教育・文化
2014年2月6日(木)9:00

キビ刈りで思い出づくり/宮総実

3年生が収穫に精出す


キビ刈りを通して基幹作物に対する理解を深める生徒たち=4日、宮総実第2農場

キビ刈りを通して基幹作物に対する理解を深める生徒たち=4日、宮総実第2農場

 宮古総合実業高校の農林系3年生90人が4日、同校第2農場でサトウキビの収穫を体験した。生徒たちは宮古の基幹作物への理解を深めながらキビ刈りを体験し、思い出をつくった。


 畑の広さは約25㌃。生徒たちはキビを刈る班と、葉を取る班に分かれて手際よく作業をこなした。

 今がキビ収穫の最盛期ということもあり、中には家の手伝いで作業を知り尽くしている生徒もいた。

 その経験を生かし、初めての生徒に助言したり、実際の作業を見せたりして教える場面もあった。

 黙々とキビ山をつくっていた大森克紀君は「収穫を手伝ったことはあるけどキビ刈りはやはりきつい」と苦笑い。「ただ、こういう体験を通して基幹作物に対する理解を深められれば良いと思う」と話した。

 同校のキビ刈りは毎年の恒例。①集団活動としての思い出づくりの機会にする②協調性と責任感を養う③収穫を通して基幹作物に対する理解を深める-ことを狙いに実施している。


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