12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政 産業・経済
2014年2月21日(金)9:00

市長が工場関係者を激励/沖糖宮糖

引き続き安全操業を


下地市長(右)が砂川専務(中央)らにドリンクを贈った=20日、沖縄製糖宮古工場

下地市長(右)が砂川専務(中央)らにドリンクを贈った=20日、沖縄製糖宮古工場

下地敏彦市長は20日、1月8日の操業開始以来、24時間体制で安全操業を続けている沖縄製糖宮古工場と宮古製糖城辺工場を訪問し、両工場の関係者を激励、元気づけた。ジュース、玄米ドリンクを贈り、両工場のさらなる発展を祈念するとともに無事故・無災害を願った。

 


 両工場ともこの日で44日目の操業を迎える。各工場とも今期の総生産量見込みの搬入原料の50%以上を処理し、後半の処理稼働に万全を期している。


 沖縄製糖宮古工場で、下地市長は「今期の製糖期は後半に入った。天候不順が続いていたが、これからは天候も回復する見通し。これからも安全操業に取り組んでほしい」と激励した。


 砂川玄悠専務と謝花聡総務部長が対応した。「今期の総生産量は13万㌧を見込み、うち6万9375㌧を処理した。19日現在の平均糖度は13・73度で、これから糖度は上昇するものと期待している」と説明し、今後のキビ増産に向けては春植え株出しの普及拡大を挙げた。


 宮古製糖城辺工場で、下地市長は「数年後にキビの手刈り作業がピークを迎え、今以上に機械刈りが増えると思う。それに向けた対応を考える必要がある」と提言した。


 対応した安村勇社長と長濱哲夫専務は「城辺工場の今期の当初キビ総生産量は10万7000㌧を予想していたが、その後の調査で10万4900㌧とした」と下方修正を語った。その上で「19日現在の平均糖度は13・04度。昨年の台風による塩害の影響のせいか、糖度がなかなか上がらない」と話し、今後の課題としてハーベスターの増車確保を挙げた。


 宮古製糖伊良部工場では、長濱政治副市長が訪れ激励した。同工場は昨年12月25日に操業着手、この日で58日目を迎える。長濱副市長は、24時間フル稼働に尽くす関係者らの労をねぎらった。

下地市長(左)が安村社長にドリンクを贈呈した=20日、宮古製糖城辺工場
下地市長(左)が安村社長にドリンクを贈呈した=20日、宮古製糖城辺工場




記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!