12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2014年2月25日(火)9:00

地元で品質検定へ/日本ソバ

検査員育成研修始まる


農産物検査員の仕事の内容などが説明された研修会=24日、市役所上野庁舎

農産物検査員の仕事の内容などが説明された研修会=24日、市役所上野庁舎

 日本ソバなどの農産物検査員育成研修会が24日、市役所上野庁舎で始まった。第1週(24、25日)が講義、第2週(3月4日)が実技の日程。資格は6月の試験に合格して取得できる。

 検査員育成研修は、国の所得補償交付金を受けるために品質検査が14年度か義務化されることに伴い、実施することになった。

 品質検査場は、市役所上野庁舎ですでに設置。同所では「1等」「2等」「3等」「規格外」のランク付けを行い、等級ごとに交付金単価が決まる。

 新年度から始まる検査は当面、沖縄本島の検査機関が検査員を宮古島に派遣して実施。今年夏までには地元で検査員を育成して行う。

 研修会には、4人参加した。講師は沖縄総合事務局生産振興課の儀間盛宏企画指導官。儀間さんは「検査員は検定だけでなく品質改善のための助言も行う」などと、仕事の内容を説明した。

 宮古における日本ソバ栽培は、前里和洋教諭が指導する宮古総実高校の環境班が先駆けとなった。経済栽培は日本ソバの料理を提供する「食菜 かま田」を営む鎌田賢さんが4年前に開始。現在、栽培面積約10㌶、年間生産量は6㌧に達した。

 サトウキビとの輪作が可能な日本ソバ栽培は畑の有効利用や農家の所得向上、地下水保全など「一石三鳥」の効果を生み出すと注目を集めている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!