12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2014年3月1日(土)9:00

優秀教職員で文科大臣賞/宮総実の前里教諭

環境班の指導認められる


彰状を手にする前里教諭=28日、宮古総合実業高校

彰状を手にする前里教諭=28日、宮古総合実業高校

 地下水保全活動に取り組む宮古総合実業高校の環境班を指導してきた前里和洋教諭が優秀教職員として、文部科学大臣表彰を受賞した。同校からの同賞受賞は宮古農林と翔南高校が統合し新高校になって以降、前里教諭が初めて。表彰式は1月27日に東京都のメルパルクホールで行われた。

 伊志嶺秀行校長は「環境班とともに取り組んできた研究の成果が認められたと思う。地下水保全を目指して、有機肥料のバイオ・リンを開発し日本ソバも栽培した。環境班は水のノーベル賞といわれるストックホルム青少年水大賞など数々の賞を受賞した。今後は宮古島のエコ活動と連携した研究を深めてもらいたい」と祝福した。

 前里教諭は「賞は指導していただいた先生方や同僚職員の協力のおかげ」と感謝。その上で「環境班の活動の一環で地下水保全の研究に取り組んできた。研究には多くの卒業生たちがかかわり、後輩に引き継いでいる。今後とも賞に恥じないよう、生徒たちと一緒に一生懸命研究に精進したい」と抱負を語った。

 今回の県内からの文科大臣優秀職員表彰は15人で、うち高校は4人。小学校では宮古島市立狩俣小学校の棚原美由紀教諭も受賞した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!