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教育・文化
2014年3月21日(金)9:00

砂川さんの砧打ちに学ぶ/文化遺産活用実行委

宮古上布体験ツアー開催


体験ツアーの参加者に砧打ちの仕組みについて説明する砂川さん(右)=20日、平良添道の工房風樹

体験ツアーの参加者に砧打ちの仕組みについて説明する砂川さん(右)=20日、平良添道の工房風樹

 文化庁2013年度事業の「文化遺産を活かした地域活性化事業」で、宮古島文化遺産活用実行委員会(下地和宏会長)は20日、重要無形文化財宮古上布砧打ち継承者で工房風樹を主宰する砂川猛さんの同工房で、「砧打と宮古上布の体験モニターツアー」を催した。同ツアーには島内外から8人が参加した。

 宮古上布の砧打ちが行われる工房で砂川さんは、砧打ちを行う前の布と行った後の布を実際に手で触れさせながら、砧打ちの工程によって変化する布地の違いについて説明した。

 砂川さんは伝統的な宮古の織物は藍を用いた宮古上布のほか、草木染めの上布、宮古苧麻織、宮古麻織、宮古織などがあることを説明した上で、いずれも洗浄や砧打ちを行うことで、布地の質感を高めていることなどを解説した。

 また、使用する砧はシャリンバイ、イスノキ、クロキの木を用いて作られていることを説明し、これら砧の材料も近年、入手が困難になっている現状を話した。

 砧打ちとでは文様のある布については細心の注意を払いながら作業を進めていることや、砧打ちは単に光沢を出すための工程ではなく、布地の安定や毛羽立ちの除去、滑らかで透き通るような布本来の持ち味を醸し出すために行われていることを説明した。


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