12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2014年5月30日(金)9:00

市の女性登用率 係長以上13.2%

計画は20%「ほど遠い」
市に促進求める/男女共同参画懇話会

 宮古島市の女性職員で係長以上(今年4月1日現在)は45人で、男性を含めた役付き職全体における割合は13・2%にとどまっていることが市のまとめで分かった。市の男女共同参画計画では、女性職員の役付き職への登用目標数値は20%に定めている。市男女共同参画懇話会の宮平エミ会長は「到達目標にはほど遠い現状にある」と話し、市に積極的な女性登用の促進を求めた。

 県内における女性の登用とは課長級以上を言い、比較できる2013年度で見ると宮古島市は4人で、県内11市の中では最も低い状況だ。

 市の男女共同参画計画「うぃ・ずぅプラン」では、役付き職(係長以上)への女性登用目標数値を20%に設定している。

 しかし12年度、13年度ともに12・7%で横ばい。14年度は13・2%と0・5ポイント上昇したが、依然進展していない。

 こういった状況を打開しようと同懇話会は、今年3月20日に下地敏彦市長に、目標達成に向けた取り組みを提言した。具体的には▽女性職員の登用率の向上▽審議会委員などへの女性登用率の向上▽多用なライフルスタイルに対応した子育て支援策の充実-など。

 女性職員の登用については市議会一般質問でもたびたび取り上げられているが、市当局は「今後とも幹部女性職員の登用率の向上を図っていきたい」と述べるにとどめている。

 同懇話会の宮平会長は「女性は目配り、気配り、心配りなど細やかなフォローができる。社会には女性が半分以上を占めており、男性と変わらぬ能力を発揮する女性も多い」と指摘。

 その上で「市は女性の管理職登用に向けた研修などを実施し、管理職への意識付けを行うことも必要ではないか」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!