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教育・文化
2014年8月7日(木)9:00

大濱さん(北中2年)農水大臣賞/中学生水の作文コン

優秀賞で農林水産大臣賞・県知事賞を受賞した大濱さん(中央)と入選の立津さん(左)、仲間さん(右)=6日、県庁

優秀賞で農林水産大臣賞・県知事賞を受賞した大濱さん(中央)と入選の立津さん(左)、仲間さん(右)=6日、県庁

入選に立津さん(北中2年)と仲間さん(伊良部中2年)


 【那覇支社】第36回全日本中学生水の作文コンクール(主催・国土交通省、県)の県知事表彰式が6日、県庁で行われ、優秀賞に大濱愛里さん(北中2年)らと、入選に立津琉音さん(同)と仲間まひるさん(伊良部中2年)が選ばれ、川満誠一企画調整統括監から賞状と記念品が贈られた。



 大濱さんの作品「命を育む水」は、沖縄など都道府県の地方審査を経て選出された198点のうち、中央審査の入賞作品45点の中から農林水産大臣賞(優秀賞)に輝き、1日に東京で開催された表彰式に出席し、賞状と副賞が授与された。


 大濱さんは作文の中で、宮古島の地下水や農業を調べて水の大切さを改めて実感し、「『当たり前に使っている水』ではなく、『水を大切にすることは当たり前』という意識に変えて、節水を心掛けていきたい」と訴えた。立津さんは「『うりがー』から学ぶ水の大切さ」、仲間さんは「限りある水資源」と題した作文で入選した。


 仲井真弘多知事(代読・川満統括監)はあいさつで「今後とも水を大切にして関心を深め、貴重な水資源の保全に努めてほしい」と激励した。


 表彰式の後、大濱さんは「賞を二つも受賞できて、とてもうれしい。東京では大臣たちがいっぱいいて、かなり緊張した。今はしっかり節水に頑張っている」と笑顔で話した。


 立津さんは「賞がもらえてうれしい。このまま今までのように水を使い切って大丈夫なのかと思い、水に関心を持った」、仲間さんは「賞はうれしいが入選は悔しい。水が地下にたまる仕組みを知ることができて楽しかった。次は優秀賞を目指す」とそれぞれ喜びを語った。


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