各所で道路冠水

冠水した道路で車が立ち往生した＝１０日、袖山入口交差点付近の道路（車のナンバーは画像処理してあります）

　宮古島地方は１０日、大気が不安定な状態で、雷を伴う激しい雨が降った。鏡原（宮古空港）では午後０時９分までの１時間に４２㍉の激しい雨を観測した。

　この雨で、市内いたるところで道路が冠水。また、道路を川のように雨水が流れる状況になった。袖山入口交差点付近の道路では、冠水した場所で車が立ち往生する被害も発生し、宮古島署がパトカーを出動させ、一時通行止めにする事態も起きた。

　この日の降り始めから午後３時までの各観測点の降水量は、平良下里（宮古島地方気象台）で３９・５㍉、鏡原で６０・５㍉、下地島で１０㍉、城辺新城で３・５㍉。多良間村仲筋（多良間空港）は０㍉だった。

　この日は暖かく湿った空気が入りやすい状態で、上昇気流ができやすく大気が不安定な状態だった。