12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政 産業・経済 社会・全般
2010年9月30日(木)9:00

「ゾーン区分け慎重に」/景観計画で意見交わす

都市計画審議会
景観計画について意見を交わす都市計画審議会=29日、市役所平良庁舎

景観計画について意見を交わす都市計画審議会=29日、市役所平良庁舎

 2010年度第2回宮古島市都市計画審議会(座喜味弘二会長)が29日、市役所平良庁舎で開かれた。市景観計画策定検討委員会が今年2月にまとめた計画案を確認しながら意見を交わした。


 景観計画とは景観法に基づく法定計画。市は2008年9月に景観法に基づく「景観行政団体」となり、景観まちづくりを進めるため計画の策定を進めている。計画の対象となるのは島全体と島を取り巻くリーフも含む範囲。案では、島の景観を▽市街地景観▽農地・集落景観▽海岸地域景観▽拠点・幹線軸景観-の4ゾーンに区分し、各ゾーンごとで建築物、工作物の新築や増改築、開発行為などについて制限を設定。基準を超える場合には事前の届け出が必要となる。


 審議会では事務局を務める市都市計画課と担当コンサルタントが届け出対象となる建物や工作物の基準を説明。海岸地域景観ゾーンではすべての建築物が対象となるが、市街地ゾーンでは建築物(新築、増改築)は延べ床面積が300平方㍍、高さ13㍍または軒の高さが9㍍を超えるもののみを対象とする案などを示した。


 委員からは、ゾーンの区分けは慎重に行うよう求める意見などが挙がった。
 景観計画は今後、各種団体や市民への説明会、策定検討委員会での最終的な審議などを経て、11年2月に再度、同審議会に内容が報告され、同3月に議会議決、同4月からの運用開始を予定している。


 同審議会開会前に、人事異動により今回から委員に加わったJAおきなわ宮古地区本部の岡村幸男本部長に対し、下地敏彦市長から委嘱状が交付された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!