12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2014年10月8日(水)9:00

課題共有し「改革を」/議会議員研修会

嘉陽安昭さんが講話


議会改革について嘉陽さんの講演に耳を傾ける市議会議員=7日、宮古島市議会議場

議会改革について嘉陽さんの講演に耳を傾ける市議会議員=7日、宮古島市議会議場

 宮古島市議会議員の研修会が7日午後、市役所平良庁舎の議場で開かれた。前県議会事務局長の嘉陽安昭さんが議会改革をテーマに講演し「課題に気付き、自分たちに必要なことが何かを見極めることが大切」と訴え、議会議員全員で課題を共有するよう促した。



 この研修会は、議会活動を調査・研究する議会改革調査特別委員会(下地明委員長)が主導した。下地委員長は「改革に向け議員全員で勉強、研修することは欠かせない」と強調。「実務経験豊富な嘉陽さんの話を聞いて勉強し、議会改革に結び付けていきたい」と参加議員に呼び掛けた。

嘉陽安昭さん

嘉陽安昭さん


 講師の嘉陽さんは「まずは自らの現状を知ることが大事」と述べ、県内の議員定数や推計人口、議員1人当たりの人口、事務局職員の定数などを示した。


 議員定数については「民意が反映されているかという点のほか、その地域の面積とか地域性などさまざまな課題がある」と述べ、客観的なデータの分析に加えて現状の議会のあり方を検証するよう求めた。


 議会議員の役割についても言及し「執行機関の監視機関であることを忘れてはならない。政策提案機関でもある」と主張。「市民からの負託こそが議員・議会活動の力」とし「対執行部目線、ベクトルを市民の側に向ける活動も重要だ」と訴えて理解を促した。


 参加議員は嘉陽さんの話に耳を傾け、質問をするなどして議会改革に向けて研さんを積んだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!