12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2014年10月15日(水)9:00

城辺などのサトウキビ かん水、近く実施

一部地域で少雨被害/台風一過、徐塩も狙う


少雨の影響で葉が変色しているサトウキビ=14日、城辺吉野

少雨の影響で葉が変色しているサトウキビ=14日、城辺吉野

 サトウキビの葉が変色するなど少雨被害が確認されている地域へのかん水が近く実施される。当初は14日の開始を予定していたが、台風の接近などで日程を後ろにずらした。開始期日はきょう15日にも決定。決まり次第、大型トラックでのかん水が始まる。干ばつ傾向の解消と徐塩を狙う。

 市によると、少雨被害が出ているのは城辺地区の保良、吉野、仲原、西東、七又、皆福など。平良では狩俣の一部で見られる。

 これらの地域では、葉が緑色から茶色に変色している。特に海岸沿いのほ場の被害が大きく、少雨の影響が顕著に表れている。

 市は6日に干ばつ対策会議を開いて対応を協議。台風の接近を待って14日からかん水を実施することを予定していたが、台風が各地に雨をもたらしたことなどから実施日を変更した。

 ただ、期待されたほどの雨量ではなく、被害地域の干ばつ傾向は解消されていない。加えて台風接近後の徐塩を重視してかん水の準備を進めている。

 宮古島地方は台風の暴風域に巻き込まれることはなかったが、12、13両日は強い風が吹き荒れた。この影響で、被害地域を含む一部のサトウキビの葉は強風でちぎれるなどの被害が出ている。

 製糖工場では、台風による直接的な被害は「大きくない」としているが、徐塩などの対応を各農家に呼び掛けている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!