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政治・行政
2014年11月21日(金)9:00

教育委員不在が解消/多良間村

村長が辞令交付


教育委員の辞令が交付された知念氏(右から2人目)、池城氏(同3人目)。右端は伊良皆村長、左端は本村和也教育課長=20日、多良間村役場

教育委員の辞令が交付された知念氏(右から2人目)、池城氏(同3人目)。右端は伊良皆村長、左端は本村和也教育課長=20日、多良間村役場

 【多良間】伊良皆光夫村長は20日、同村教育委員に辞令を交付した。定数3に1人が欠員だった同村教育委員は、10月に2人が相次いで辞表を提出したため、11月から教育委員が不在となる異例の事態が続いていた。21日に会議を開き、教育長の選任などが行われる予定。

 辞令が交付されたのは同村の元教育課長、知念信雄氏(64)=塩川=、前の村総務財政課長、池城三千雄氏(59)=仲筋=、主婦の新里五子氏(48)=塩川。新里氏は私用で欠席したため、辞令は21日交付される予定。

 3氏は19日の同村議会臨時会に伊良皆村長が同意案を提案し、全会一致で同意された。

 同村の教育委員をめぐっては、委員に保護者要件を満たしていないことから、村議会が同意案を否決していた。委員の一人、新里氏は保護者。

 辞令を受けた知念氏と池城氏は「学校や家庭、地域、行政との連携を密にし、子供たちの健全な教育のため頑張りたい」とそれぞれ抱負を語った。

 伊良皆村長は「子どもたちの学力向上はもとより、スポーツや学力向上に向け大きな力になってほしい」と激励した。


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