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社会・全般
2014年12月24日(水)9:00

国内裁判の違憲性を検証/ハンセン病

最高裁が聞き取り
患者裁判 宮古南静園からスタート


会見する(左から)知念会長、伊志嶺元園長、八尋弁護士と馬場弁護士=23日、宮古南静園

会見する(左から)知念会長、伊志嶺元園長、八尋弁護士と馬場弁護士=23日、宮古南静園

 残っている記録が少ないため、当時を知る関係者から聞き取り調査を行う。最高裁の判事ら4人が、同園で伊志嶺亮元園長、宮古南静園退所者の会の知念正勝会長ら関係者4人から聞き取りを行った。

 同調査には「らい予防法」違憲国家賠償請求弁護団の八尋光秀弁護士と、馬場啓弁護士が同席した。調査は冒頭のみの取材で、その後は非公開で行われた。

 調査終了後、最高裁判所事務総局総務局第1課長の大須賀寛之判事は記者団の質問に答え「われわれにとっては貴重な話を聞くことができた。(特別法廷については)特にハンセン病を理由にする開廷場所の指定という司法行政上で取られた措置について問題が無かったか、最高裁として丁寧に検証していきたい」と述べた。


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