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産業・経済
2015年1月6日(火)9:00

糖度14・5度 出足好調/宮古製糖

多良間工場の操業始まる


関係者がキビの束を投げ入れて今期の操業を開始させた=5日、宮古製糖多良間工場

関係者がキビの束を投げ入れて今期の操業を開始させた=5日、宮古製糖多良間工場

 【多良間】宮古製糖多良間工場は5日、2014-15年期のサトウキビ製糖操業を開始した。初日に搬入された原料は239㌧、平均糖度は14・5度で基準糖度(13・1~14・3度)を上回る高品質だった。多良間島における今期生産見込み量は2万1000㌧。

 初日は、午前8時から午後5時までサトウキビ(原料)を搬入した。糖度区分別構成比は、基準糖度帯以上の原料が全体の66・2%を占めた。基準糖度帯の原料は22・2%、基準以下はわずか11・6%と高品質の取引が続いた。

 操業開始式で宮古製糖の安村勇社長は「エコファーマーマークを今年から使用する。認定に恥じない砂糖作りをしたい。24時間フル稼動になる。安全を第一に操業する」などと述べた。

 伊良皆光夫村長は「95日間の操業が始まる。期間中は良い天気に恵まれることを期待する」と述べて高品質取引を期待。工場関係者には「安全第一に頑張ってほしい」と激励した。

 宮古製糖は昨年12月11日に伊良部工場を稼働させている。あす7日には城辺工場の操業を開始する予定。


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