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スポーツ
2015年2月18日(水)9:00

公式ポスター決まる/トライアスロン宮古島大会

高野さんの作品、3年連続/海、花、夕日を表現


ポスターデザインの審査結果を発表する下地大会長(右)と長濱選考委員長=17日、市役所平良庁舎

ポスターデザインの審査結果を発表する下地大会長(右)と長濱選考委員長=17日、市役所平良庁舎

 4月19日に開催される第31回全日本トライアスロン宮古島大会の公式ポスターのデザインが決まった。46点の応募作品の中から最優秀賞に選ばれたのは米国カリフォルニア州に住む高野昭さんの作品で、3大会連続の受賞となった。高野さんは作品の中で選手の躍動感と宮古島の海、花、夕日を巧みに表現した。17日午後、大会長の下地敏彦市長や選考委員会の長濱政治副市長が発表した。

 今回のデザインコンテストには、36人46点の応募があった。県内から3点、県外から32点、国外からはグラフィックデザイナーの高野さんが出品した。

 先月26日に最終審査を開き、最優秀賞は高野さんの作品に決定した。優秀賞には東京都の安藤優さん、入選には福岡県の奥博文さんの作品を選んだ。

 高野さんの作品は、青を基調とする鮮やかな背景に伊良部大橋の画像が溶け込む印象的なデザインだ。スイム、バイク、ランに挑む選手を、海、ブーゲンビレア、夕日の色で表現し、宮古島の自然とストロングマンの一体感を演出した。

 長濱選考委員長は「躍動感にあふれている。宮古ブルーを基調とする素晴らしい作品だ」と評価した。
 下地大会長も「優れたデザイン」と述べ、3年連続で最高賞を受賞した高野さんの作品をたたえた。その上で「前回は30回大会ということで大きな盛り上がりを見せた。31回大会も見劣りしないように準備を進めたい。今年は伊良部大橋もコースになる。選手にも応援する人にも感動を与えられる大会したい」と話した。

 高野さんのデザインは公式ポスターのほか、大会冊子などでも使用される。
 表彰式は4月17日に開会式会場で行う。高野さんは選手としても出場する。


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