12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2015年4月25日(土)9:00

「辞書引き学習法」を指導/深谷中部大准教授

下地小で公開授業と講演会


「辞書引き学習法」を児童に説明する深谷氏=24日、下地小学校

「辞書引き学習法」を児童に説明する深谷氏=24日、下地小学校

 「辞書引き学習法」を提唱する中部大学現代教育学部准教授の深谷圭助氏による公開授業と講演会が24日、下地小学校で開かれた。公開授業は2年1組の児童を対象に行われ、深谷氏が「辞書引き学習法」の行い方などを指導した。

 深谷氏が提唱する「辞書引き学習法」とは、辞書で知っている言葉を探させ、知っている言葉が掲載されているページに付箋を付けていくというもの。遊び感覚で言葉への興味を高めることなどが狙い。

 市内の小・中学校教諭らが見守る中、行われた公開授業では、深谷氏が国語辞典の「あ」のページの最初の単語から順番に見ていき、知っている言葉があれば1番から順に番号を書き込んだ付箋にその言葉を書き込み、掲載されているページの上部余白に貼り付けるよう説明。授業終了までに100枚の付箋を貼ることを目標に頑張るよう呼び掛けた。

 子供たちは真剣な表情で単語を目で追いながら、知っている言葉を見つけると付箋に書き込み辞書へ貼り付けていった。

 講演会では、深谷氏が「辞書引きの指導法について」と題し、小・中学校教諭らに同指導法について紹介した。

 きょう25日は午前11時からJAおきなわ宮古地区本部大ホールで、深谷氏による「辞書引き学習会」が開かれる。対象は幼稚園年長から小学4年生くらいまでの子供とその保護者など。受講無料だが、定員は200人(先着順)。参加希望者は当日、直接会場へ。会場では国語辞典と付箋が用意されるが、日ごろから子供が使っている辞書があれば持参も可。筆記用具は受講者が持参を。開場は開演30分前となる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!