12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2015年6月5日(金)9:00

外国漁船の調査・監視へ/伊良部漁協

漁船3隻が出港


外国漁船の調査・監視の目的で出港する漁船=4日、佐良浜漁港

外国漁船の調査・監視の目的で出港する漁船=4日、佐良浜漁港

 外国漁船の操業状況などを調査するため、伊良部漁協(漢那一浩組合長)所属の漁船3隻が4日午後、佐良浜漁港を出港した。宮古島から北へ60㌔以上の沖合で調査・監視活動を展開し、きょう5日午前8時以降に入港する。

 同漁協は、公益法人の県漁業振興基金(那覇市)が運用している沖縄漁業基金(100億円)を活用して実施。同振興基金団体の事業内容は、▽台湾漁船等対策▽漁業振興対策▽漁業環境整備の推進など。さらに台湾漁船の操業調査と監視や操業トラブルに備えての対応策を講じている。

 同漁協では、今年度は30隻近い漁船を1~9班に分け、1班の喜翁丸、恵丸、成蓮丸、三幸丸の計4隻は5月末に調査を終えた。

 この日出港した漁船は、海力丸、宝盛丸、太幸丸の3隻で乗組員は計9人。佐良浜漁港沖で左折し、目的海域に直行した。片道3時間半~4時間の航行を予定している。

 3隻を見送った漢那組合長は「目的海域では既にクロマグロ操業が始まっている。県外漁船や台湾漁船が操業しており、トラブルに巻き込まれないように安全な調査と監視を願っている」と語った。

 同漁協では、3隻と緊密に連絡を取り合い、航海安全による帰港に万全な態勢で取り組んでいる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!