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社会・全般
2015年6月28日(日)9:00

「初動の対応が重要」/琉球水難救済会

前浜で救難合同訓練実施


真剣な表情で訓練が重ねられた=26日、前浜ビーチ

真剣な表情で訓練が重ねられた=26日、前浜ビーチ

 水難事故の多い夏場を迎えて26日、琉球水難救済会(比嘉榮仁会長)による救難合同訓練が前浜ビーチで行われた。

 同会の訓練は水難救助を目的に県内ビーチなどの救難所員を対象に毎年実施しているもので、宮古地区では宮古島東急ホテル&リゾーツ救難所とブリーズベイマリーナ救難所のスタッフが参加した。

 訓練は宮古島海上保安署(山本雅司署長)も協力。訓練に先立ち同会の浅野貞雄常務理事と山本所長があいさつ「水難事故の救助は初動の対応が重要。その意味でも水際で対応する皆さんへの期待は大きい。訓練を通じて知識とノウハウを学び、今後の対応に役立ててください」とそれぞれ述べた。

 そして実技に入り、心肺そせい法やレスキューボード訓練、そして水上オートバイにライフスレッドを活用した救助訓練が行われた。

 この日は風が強く、波も高い状況だったが、水難は同様な日に多いとあって、参加者らは真剣な表情で指導員の指示に従いながら機敏に応じていた。

 同会では今後とも訓練を重ね、救助に備えたいとしている。


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