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社会・全般
2015年8月30日(日)9:03

菓子の製造工程実演へ/ロハスダイニング

東京のグルメショウに出店


参加のパスを掛け会見する(左から)若林さん、砂川さんと喜久山校長=28日、ロハスダイニング

参加のパスを掛け会見する(左から)若林さん、砂川さんと喜久山校長=28日、ロハスダイニング

 市熱帯植物園内のレストラン・ロハスダイニングで28日、同レストランの若林昌英代表料理長が会見を開いた。9月2~4日まで、東京都江東区にある東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催される第18回グルメ&ダイニングスタイルショウ2015に出店すると発表した。この催しは「日本のお土産フードの提案」をテーマに開催される。県内からは7社が選抜され、宮古島からはロハスダイニングが唯一の参加となる。

 この会期中、9月2日午後1時30分から同2時30分までの1時間、特設会場で開催される「プロが魅せるキッチンステージ」に若林さんと砂川奈美さんが出演。フランス高級焼き菓子「紫フィナンシェール」の製造工程を実演する。

 実演は県立宮古特別支援学校を卒業し、昨年4月に(同)レストランに就職した砂川さんがインストラクターとしてスイーツ作りの講師を、若林さんが司会を務める。

 若林さんは「砂川さんには菓子作りをやりたいとの意気込みがある。これまで、仕事を見て、香りを覚え、動きを観察するなど、技術を体得し、身に付けてきた。実演は砂川さんを主に、2人で臨みたい」と話した。

 砂川さんは「楽しみにしている。いつも通り頑張りたい」と述べた。会見に同席した、県立宮古特別支援学校の喜久山強校長は「卒業生が一般就労で頑張って定着して仕事に取り組んでいる。大舞台で頑張り、本人の持ち味を十分発揮してほしい。これを機にさらに励んでもらえれば、後輩にもとても良い刺激になる」と激励した。



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