12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2015年12月3日(木)9:05

キビの収穫始まる/沖糖管内8日から操業

農家、糖度懸念し作業


沖糖の8日操業開始に向け収穫作業を進める農家=2日、城辺長北地区

沖糖の8日操業開始に向け収穫作業を進める農家=2日、城辺長北地区

 沖縄製糖宮古工場が2015-16期サトウキビの製糖操業を8日に開始するのに合わせて、同工場管内の生産農家が収穫作業を始めている。

 城辺長北地区で自宅隣の畑で収穫作業をしていた79歳の男性は「収穫が早いので糖度が懸念される。最近、雨が多くサトウキビの成長が感じられる。糖度が上がってほしい」と語り、夫婦で収穫作業に励んでいた。ハーベスターも近いうちに稼働する。

 沖縄製糖の年内操業は2年連続。収穫が早くなるため沖糖では糖度の上昇が期待できる農林27号の夏植えほ場から収穫するよう呼び掛けている。

 同社では、年内は30日まで操業を行う(搬入は29日まで)。その後、1月3日まで工場を止め、同4日から再び搬入・操業を開始する。

 15-16年産サトウキビは台風の被害も少なく、宮古全体で前期並みの30万㌧の生産量が見込まれている。全体の収穫面積は4812㌶。このうち、夏植えが2640㌶で全体の%を占めている。株出しは1904㌶で全体の40%を占める。年内操業で今後、株出しや春植えの面積が拡大するとみられている。

 沖糖管内では、今期13万4000㌧の生産量を見込んでいる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!