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産業・経済
2015年12月8日(火)9:05

きょうから製糖操業/沖糖宮古工場

生産量13万4000㌧見込む


今期製糖操業を開始する沖縄製糖宮古工場(資料写真)

今期製糖操業を開始する沖縄製糖宮古工場(資料写真)

 沖縄製糖宮古工場(砂川玄悠工場長)は8日、2015-16年期の製糖操業を開始する。年内開始は2期連続。午前9時ごろから開始式を開き、豊作と期間中の安全操業を祈願する。沖糖管内の今期生産見込み量は13万4000㌧。

 同社によると、年内は30日まで操業を行う(搬入は29日まで)。その後来年1月3日まで工場を止め、同4日から再び搬入・操業を開始するという工程だ。

 同社では「糖度が高い順に収穫をお願いしたい」としており、農林27号の優先搬入について生産農家に理解を求めている。
 また、春植えと株出しを推奨。年内に操業を始めるメリットを十分に生かすよう期待を込めた。

 同社が年内に始める主な要因は機械設備の更新。来年の夏場に工事を予定しているため、それまでには操業を終える必要がある。

 8日は午前8時30分から工場前の赤名宮で安全祈願をした後、8時50分ごろから開始式を行う。搬入は10時ごろから始まる。

 宮古製糖の城辺工場、伊良部工場、多良間工場の操業開始日は未定。近く正式に決定する見通し。


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