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産業・経済
2015年12月16日(水)9:01

平均糖度は13・54度/沖糖宮古

操業1週間で9500㌧搬入


操業1週間を迎えた沖糖宮古工場。9500㌧の原料を搬入した=15日、下地上地

操業1週間を迎えた沖糖宮古工場。9500㌧の原料を搬入した=15日、下地上地

 沖縄製糖宮古工場の2015-16年期サトウキビ製糖操業は14日で開始1週間を迎えた。7日間の累計で9500㌧の原料(サトウキビ)を搬入し、平均糖度は13・54度だった。品質は基準糖度(13・1~14・3度)帯を維持しており、順調な滑り出しとなった。

 沖糖は今月8日に操業を開始。2期連続で年内に始めた。この7日間で1日平均1350㌧ほどの原料を搬入しているが、悪天候で機械刈りの原料が思うように入らず、目標の1950㌧には達していない。

 砂川玄悠専務は「天候が災いして、なかなか原料が入らない。機械刈りも手刈りも搬入のペースが落ちている状況だ」と話した。

 平均糖度は基準糖度帯を維持しており、雨が続く中での13・54度は上々。工場ではさらに低い糖度も予測の範囲内だったため「予想以上の品質」としている。

 糖度区分別構成比は基準糖度帯の原料が45・07%を占めている。14・4度以上の原料は22・43%、13・0度以下は32・50%だった。

 沖糖は今期、13万4000㌧の原料搬入量を見込んでいる。操業は来年2月末までを予定。


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