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社会・全般
2016年1月19日(火)9:02

新JA会館起工式/那覇市壺川

総工事費40億円


くわ入れして工事の安全を祈願する砂川理事長(中央)ら=18日、那覇市壺川の工事現場

くわ入れして工事の安全を祈願する砂川理事長(中央)ら=18日、那覇市壺川の工事現場

 【那覇支社】JAおきなわ(砂川博紀理事長)は18日、老朽化に伴い新築するJA会館の起工式を移転先の那覇市壺川の「ざまみビル」跡地で行い、関係者約70人が新会館建設工事の安全を祈願した。総工事費は約39億9000万円。2018年1月の完成を目指す。

 砂川理事長は「農業や人、地域が活気に満ち、明るい未来を創出するJA沖縄グループのシンボル的な拠点施設として、JA活動の一層の拡充・発展に寄与したい」とあいさつした。

 新会館は鉄筋コンクリート造りの地上10階(地下1階)建ての免震構造で、延べ床面積が約1万1414平方㍍。敷地面積は約5565平方㍍。各フロアには1階、4~7階にJAおきなわ、3階に関連団体6社のオフィス、8階にJA沖縄中央会、8・9階に全共連県本部が入る。 

 1階エントランスホールは農産物販売や作文・図画コンクール作品展示などのアグリギャラリーとして活用する。2階には最大で240人収容可能な集会ホールを配置し、通常は大・中の会議室用に仕切る。立体駐車場(2層)などで133台分を確保する。

 同市楚辺の現会館は1973年の建設から43年が経過。建物の老朽化で補修・改修費用も年々増加し、新耐用基準を満たしていないことから移転を計画し、昨年12月の理事会と経営管理委員会で正式決定した。建設場所は現会館より西へ500㍍、沖縄都市モノレール壺川駅より徒歩5分に位置する。


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