県高野連から感謝状の贈呈を受けたホテルニュー丸勝の平良勝之会長（左）と宮古協栄バスの豊見山健児社長＝８日、宮古島市内（ホテルニュー丸勝提供）

　県高等学校野球連盟の創立６０周年を祝う記念行事が７日、那覇市内のホテルで行われた。この中で、高校球児の育成に貢献したとしてホテルニュー丸勝と宮古協栄バスが感謝状の贈呈を受けた。丸勝の平良勝之会長は「感無量。これからも高校球児のために頑張り続けたい」と話した。

　丸勝と協栄バスは、毎年４月に行われる先島交流試合の際に高校球児をサポート。丸勝は宿泊費、協栄バスは島内交通費を免除する形で受け入れている。

　このような活動が高く評価され、記念式典の中でそれぞれ感謝状（盾）の贈呈を受けた。

　丸勝の平良会長が全受賞者を代表してあいさつに立ち、「私たちにとって野球は人生そのもの。この気持ちを糧に努力してきた」と振り返った。その上で「高校球児がグラウンドでプレーをする姿から私たちは元気をもらう。このことに感謝するとともに、『高校野球は県民を一つにする』を合い言葉にして、これからも頑張りたい」と語った。