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環境・エコ
2016年2月16日(火)9:02

宮古の水管理を視察/島嶼水環境研修

JICA 外国から研修生7人来島


硬度低減の仕組みなどについて説明を受ける一行=15日、市硬度低減化施設

硬度低減の仕組みなどについて説明を受ける一行=15日、市硬度低減化施設

 島しょの水環境の保全と管理手法について学ぼうと15日、JICA(国際協力機構)の協力による外国からの研修員7人が来島した。

 研修で訪れたのはモルディブ、トンガ、パラオ、グレナダ、セントクリストファー・ネービィス、セントルシア、サントメ・プリンシペの自然環境保全に従事する公務員や環境団体職員などで、宮古島市浄水課の池間昌克課長らの案内で上水道施設を視察した。

 一行は、袖山浄水場や白川田水源地・貯水池、添道取水施設、硬度低減化施設などを巡り、池間課長から丹念な説明を受けた。

 一行のほとんどが島しょ国だけに、島しょ県沖縄の典型的な島である宮古島の水事情や管理システムへの関心が高く、興味深そうに施設を写真に収めたり、質問を重ねていた。そして「島のイメージを超えた高度な管理システムで、感心した」と感想を述べていた。

 一行は17日まで滞在、その間、地下ダム施設や市役所を訪問し、水環境の保全と管理の手法を習得すると共に、課題解決に向けた政策や方策についても理解を深める。


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