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政治・行政
2010年10月29日(金)9:00

金城氏の当選に支持訴え/県知事選

後援会が宮古事務所開き

支持者とともに「ガンバロウ三唱」で気勢を上げる金城氏(手前中央)=28日、平良の後援会宮古事務所

支持者とともに「ガンバロウ三唱」で気勢を上げる金城氏(手前中央)=28日、平良の後援会宮古事務所

 11月28日に投開票される県知事選に出馬を表明している金城竜郎氏(46)=幸福実現党=の後援会宮古事務所開きが28日夜、行われた。駆け付けた大勢の支持者に対し金城氏は「国防・防衛なくして、経済発展はない。皆さんと一緒に戦っていくことにした」と支持を訴えた。


 金城氏は「このままでは沖縄の皆さんの政治選択の自由が確保できないことが出馬を決意した第1点目の理由」と述べ、「このままでは中国による沖縄の植民地化は避けられない」と話し、さらに「辺野古に住んでいる大半の人が移設を容認している。日米で合意した普天間基地を辺野古に移すことを速やかに行う」と県外移設に反対の立場を明確に示した。

 基地問題については辺野古に移設後、嘉手納基地以南にある大半の基地の返還を実現し、県民の基地負担軽減に取り組む考えを示した。
 経済振興については「ポスト沖振計で沖縄を消費税ゼロパーセントの特区にし、消費拡大を図る」と述べた。


 教育については高校卒業後、島外に出る必要がないように「宮古に農林水産大学を設立したい」と語った。
 後援会の奥浜正明会長は「一人の人間の行動で県の、国の運命が決まる。2度敗北をしたが金城さんは沖縄をよりよい方向に導きたいと三度目の出馬を表明した。最後まで応援してほしい」と訴えた。


 宮古事務所の宮城隆選対本部長は「正々堂々と正論を訴えてほしい。伝えなければ分からない。与えられた時間を選挙に向けて、全力で頑張ってほしい」と支持を訴えた。
 最後は全員のガンバロウ三唱で当選に向け気勢を上げた。


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