高野海岸でボランティア清掃

大量の漂着ごみを拾い集める参加者たち＝23日、高野海岸

　日本ボーイスカウト東京連盟世田谷地区世田谷第25団に所属する大学生ら21人が23日、高野海岸でボランティア清掃を行った。同海岸には同日までに大量のごみが漂着していて、参加者たちは手分けをしてさまざまなごみを拾い集めた。

　同団員による宮古島での海岸ボランティア清掃は今年で５年連続５回目。今回は22日に３泊４日の日程で宮古入りした。

　同海岸を訪れた参加者たちはペットボトルや缶、ビン、発泡スチロール、木材、プラスチック製浮き玉など砂浜に打ち上げられた大量の漂着ごみを一つ一つ拾い集めていった。

　同団の古谷真一郎副団委員長は「参加者は都会の子で宮古島とは暮らす環境が全然違う。宮古島にはきれいなところと、そうでないところがあるという現実を見てもらうことも大事。そして将来、また宮古に帰ってきてほしい」と語った。

　参加者たちは滞在中、佐和田の浜での清掃も予定しているほか、エコ関連施設の見学も行う。