12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2016年4月2日(土)9:03

平良交番が開所/東、西交番、西原駐在所統合

大城署長(中央)ら関係者によってテープカットが行われた=1日、平良交番・平良西里

大城署長(中央)ら関係者によってテープカットが行われた=1日、平良交番・平良西里

 宮古島署(大城辰男署長)は1日、平良字西里で新築した平良(ひらら)交番(長浜宏弥所長)の開所式を行い運用を開始した。新しい看板掲示後、県警本部の加藤達也本部長、県公安委員会の与儀弘子委員長、大城署長、下地敏彦市長、市議会の棚原芳樹議長によるテープカットなどで祝った。

 平良の東交番が道路拡幅工事で立ち退きとなったことから、東交番・西交番・西原駐在所を統合し、移転新築の名称を「平良交番」と改めた。西原駐在所は詰所として地域の治安維持を図る。

 東交番は鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は96平方㍍。入り口は高齢者や身障者に配慮して段差をなくしたバリアフリーにし、点字ブロックも設置した。これによって歩行の安全と利便が向上した。身障者が利用できる駐車スペースも確保した。

 施設内には身障者対応型トイレを設置したほか、来所者待合いコーナー(カウンター付き)、相談室を併設した。

 式典で、大城署長は「今後平良交番は、地域安全を守る地域安全センターとして重要な役割を担う」と決意を新たにした。

 加藤本部長は「宮古島警察署では平良交番の開所により、気持ちを新たに県民の信頼と期待に応えられるよう、地域に根差した警察活動を一層推進してもらいたい」、与儀委員長は「平良交番は、地域住民の安全と安心を守るより所になる」とそれぞれ祝辞を述べた。

 下地市長は、地域の繁華街や飲食街(イーザト)の治安維持に期待を込めた。

 次いで宮古高校郷土芸能同好会の女性3人が、三線の伴奏に合わせて宮古民謡の「豊年の歌」などを披露した。


 長浜所長の指揮の下、警察官12人が三交代で勤務体制を始動させた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!