12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
イベント
2016年4月19日(火)9:07

戸原、コズリナに優勝杯/トライ宮古島大会表彰式

完走者1277人たたえる


頭上にトロフィーや入賞盾を掲げて「強人」をアピールする総合の部=18日、市総合体育館

頭上にトロフィーや入賞盾を掲げて「強人」をアピールする総合の部=18日、市総合体育館

 「海・風・太陽(てぃだ) 熱き想い 君を待つ」をテーマにした第32回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市など)の表彰式が18日、市総合体育館で行われ、総合優勝の戸原開人(27)=神奈川県=に、大会長の下地敏彦市長から大会長杯が授与された。下地市長は「厳しい気象条件下で素晴らしいレースだった」とあいさつし、完走した1277人をたたえた。


女子の部トップ10

女子の部トップ10

 昨年大会は、悪天候でスイムのないデュアスロンとなったが、今年は2年ぶりにスイム、バイク、ランとなり、伊良部大橋がコースになってから初めてスイム3㌔、バイク157㌔、ラン42・195㌔の計202・195㌔で競われた。

 レースは連覇を狙う戸原が、スイムで好発進。バイクで圧倒的な力を発揮し、先頭に立つと、外国勢ら2位以下を徐々に引き離し最後のランでも安定した走りで独走態勢を築き、2位に大差をつけて2連覇を成し遂げた。

 女子はプロ引退レースと位置づけて挑んだタマラ・コズリナ(40)=ウクライナ=がランでトップに立つと、後続に力の差を見せつけて3度目の優勝を果たし、有終の美を飾った。

 表彰式で下地市長は「今回は水泳競技中の激しい雨、バイク競技中の強い風、そして最高気温は夏日を記録するなど限界に挑戦するアスリートにとっては厳しい条件だったと思う。また、ボランティアの皆さんも急変する天候の中で献身的に支えてくれたことに感謝する」とあいさつした。。

 そのほかにも、下地市長は、熊本地震で亡くなった人たちの冥福と、多くの被災者にお見舞いの言葉を述べた上で「宮古島からも支援したいとの思いを伝えるために会場入り口に募金箱を設置しているぜひ協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

 石原一彦内閣府審議官は「都会に比べて地方に元気がないと言われるが、島全体で素晴らしい運営をし、地域で盛り上げている宮古島は元気がある。政府としてもこの大会を応援していきたい」と述べた。

 この後、総合と女子の上位10位までの選手に各賞を授与したほか、年代別男女上位入賞者や種目別1位の表彰などが行われた。

 会場では引き続き、ふれいあいパーティーが行われ、選手たちはビールで乾杯したり、地元料理に舌鼓を打ちながら、舞台での余興を楽しんだ。

 今大会は、海外16カ国・地域か67人を含む過去最多の1669人がエントリーし、1546人が出場。1277人(完走率は82・6%)が完走した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!