12/19
2025
Fri
旧暦:10月30日 先負 壬 
産業・経済
2016年4月21日(木)9:05

「スーパースターヴァーゴ号」初寄港/港内で歓迎式典

1900人の乗客が来島


平良港内に停泊する「スーパースターヴァーゴ号」=20日、平良港内

平良港内に停泊する「スーパースターヴァーゴ号」=20日、平良港内

 スタークルーズ社の大型客船「スーパースターヴァーゴ号」(7万5338㌧、C・M・F・ゴットバーグ船長)が20日、乗客約1900人を乗せて、平良港に入港した。平良港ターミナルビル前の広場では、同船の初入港を歓迎する式典が行われ、ミス宮古島3人から副船長らに歓迎の花束が贈呈された。

 歓迎式典で長濱政治副市長が「ようこそ宮古島へ。乗客やクルーの皆さんが、本市の美しい海や自然景観を満喫され、思い出に残る旅になるよう願っています」と歓迎した。

 クリスチャン・アルバース副船長は「初めて宮古島に寄港できたことを誇りに思う。この寄港がお互いに実りある交流となることを願っている。宮古島の自然は美しいことで定評がある。乗客、クルーがこの美しい島を楽しめることをうれしく思う」と述べた。

 3人のミス宮古島から、P・ヨハンセン機関長、アルバース副船長とD・ウォンホテルマネジャーに歓迎の花束が贈呈された。

 また、琉舞や民謡ショーが披露され、上陸する乗客を歓迎した。

 同船は同日午前10時30分ごろ、平良港に入港し、停泊した。この大きさの船が接岸できる岸壁がないことから、乗客らは同港内に停泊したクルーズ船からテンダーボート(本船と陸の間で乗客を輸送するボート)に乗り換え、平良港第3埠頭(ふとう)に上陸した。

 乗客らは同ビルに仮設された税関などを経て、大型バスやタクシーで市内観光に向かった。

 乗客の蘇巧云さんは「日本には2回目だが、宮古島は初めて。ゆっくり観光を楽しみたい」と話した。

 「スーパースターヴァーゴ号」の今回の航路は、香港を16日に出航し、広州(中国)、那覇、宮古島、広州に寄港し、23日に香港に帰港する日程。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!