12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2016年5月19日(木)9:02

「宮古方言は面白い」/鏡原中

講師の前川尚誼さん指導


宮古方言の意味や正しい発音の仕方を指導する前川さん=18日、鏡原中学校

宮古方言の意味や正しい発音の仕方を指導する前川さん=18日、鏡原中学校

 鏡原中学校(宮城克典校長)は18日、1年生18人を対象にした「みゃーくふつ講話」を実施した。講師に招いた前川尚誼さんは「みゃーくふつ(宮古口、宮古方言)では一文字で表現する言葉もあり、面白い」と述べた。生徒たちは、宮古方言の大切さを改めて実感した。

 総合的な学習の時間の一環。宮古方言に親しみを持ち、これからの生活の中で方言と関わろうとする態度を養い、方言で簡単にあいさつができるようにすることなどを目的で行われた。

 前川さんは、一文字で発音する方言と日本語訳などを紹介。「『ア』は『粟』、『オ』は『はい』・『青』、『カ』は『井戸、井泉』・『皮』・『皮膚』、『ト』は『終わり・しまい』の意味がある」と語った。

 「『ン』で始まる方言もあり、『ンミャーチ』は『いらっしゃい』、『ンーブ』は『へそ』の意味。また『ピッチャ』は『少ない』、『バッシライン』は『忘れられない』、『シンシー』は『先生』の意味」と説明した。

 生徒たちは、前川さんの発声方法を学びながら上手に発音していた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!