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社会・全般
2016年6月21日(火)9:01

新規高卒求人を受け付け/宮古職安

企業に早期提出呼び掛け


地元企業側(左)から知念所長らに求人票が提出された=20日、宮古公共職業安定所

地元企業側(左)から知念所長らに求人票が提出された=20日、宮古公共職業安定所

 来春卒業予定の高校生を対象にした求人の受け付けが20日、宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古、知念宏和所長)で始まった。同所では、早期の求人票提出、正社員の積極登用などを呼び掛けている。

 この日は地元の3企業が早期の求人票提出に協力した。各高校への訪問解禁は7月1日以降。各高校からの企業への生徒推薦受け付けは8月30日から。採用選考は9月16日から始まる。

 宮古管内の求人数92人の産業別内訳では、サービス業27人、宿泊・飲食サービス業27人、製造業14人、情報通信業12人、医療・福祉4人、建設業2人、農林漁業2人。

 知念所長は「県内企業は県外企業に比べて内定の決定が遅いので、困っている状況である。地域の生徒が地域に就職し定着して活躍するのが島全体の活性化につながる。その実現に向け、ハローワークでも働きやすい職場、働きがいのある職場づくりのために努力している」と述べた。

 参加した企業には、昨年10月1日に施行された「若者雇用促進法」のあらましを紹介した冊子が配布された。同所側は、求人と求職のニーズが一致しないミスマッチの解消取り組みに期待を込めた。


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