02/05
2026
Thu
旧暦:12月18日 大安 庚 
政治・行政
2016年7月26日(火)9:04

15年は最多4件発生/ツツガ虫病

今年すでに3件、予防対策を

 宮古保健所がこのほどまとめた「管内のツツガ虫病」の発生状況では、2015年の発生件数が過去最多の4件となり、再感染例もあったことが報告されている。

 同所では、これまで発生がなかった月(4、11、12)にも発生があり、期間が広がったことも指摘しながら、ツツガ虫病に対するより深い知識(予防策)の普及を訴えている。

 ツツガ虫病は、山野や畑、草むらなどに入り病原体を保有するツツガムシ(ダニ)に刺され感染する。

 人から人への感染はない。潜伏期は5~14日で、症状としては38度以上の高熱、リンパ節腫脹(しゅちょう)、発疹(はっしん)などが現れる。

 同所管内におけるツツガ虫病の患者発生件数は、08年、10年が1件、11年が2件、13年が1件で14年が2件と、発生しても年間1~2件程度だったが15年は一気に増えて4件となり、今年も5月の1カ月間だけですでに3件発生している。

 08年から今年まで同所管内の発生件数は14件。発生件数は5、6月が最も多いが、10~12月にかけても発生が確認されている。

 また、ツツガ虫病については終生免疫は得られないとして、昨年は宮古でも再感染例があったことが報告されている。

 免疫について同所では「得られた免疫はつかの間で、さまざまな型に対する交差反応性は低い。人において、同型に対する免疫は最大3・5年続くが、他型に対する免疫は2~3カ月しか続かない」と説明した。

 保健所では予防法として、畑や草むらに入るときには肌の出る部分をできるだけ少なくする(長袖、長ズボン、手袋など着用)▽作業中に脱いだ上着やタオル、帽子などを草の上に放置しない▽むやみに地面に寝ころんだり座り込んだりせず、敷物を使用する▽帰宅したら入浴し、新しい服に着替える▽脱いだ衣服は速やかに洗濯する-などを呼び掛けている。

 また、そうした予防策を高じても完全に防ぐのは難しく、さらに効果的な抗生物質もあることから、畑や草むらに入った後、突然の発熱、発疹(はっしん)、特徴的な刺し口が現れた場合はすぐに病院を受診し、早期発見と早期治療の大切さを訴えた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年2月3日(火)9:00
9:00

乗り放題チケット販売開始へ

島内路線バス 24時間と48時間の2種類   島内のバス会社の路線バスが乗り放題となる周遊型MaaS(マース)チケット「宮古島周遊フリーパス」の販売を4日から開始する。周遊フリーパスは24時間と48時間の2種類。市や島内のバス会社などの関係者が2日、…

2026年1月27日(火)9:00
9:00

「虹コン」冬の宮古PR/市の閑散期対策事業

ファンとキビ絞りなど体験   アイドルグループ「虹のコンキスタドール」(虹コン、ディアステージ所属)は25日、ファンクラブツアーで宮古島を訪れ、オリジナルバームづくり体験やサトウキビ黒糖作り体験などを行った。下地の農場ではサトウキビを絞り、黒糖作りを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!