ビーチバレー全国大会　メダル胸に帰島

銅メダルかけて喜ぶ仲間君（右端）と石原君（中央）＝９日、宮古空港

　大阪府阪南市で８日に開催された、第１５回全日本ビーチバレージュニア男子選手権大会で全国３位に入った県代表の石原聖哉君（伊良部高校３年）と仲間和喜君（宮古総合実業高校３年）の２人が９日、銅メダルを胸に笑顔で帰島した。宮古空港には両校の校長や教員、在校生らが出迎え健闘をたたえた。

　報告会で、引率した宮古総合実業高校の大城一基教諭は「３日間戦って全国３位となった。その結果が取れたのも皆さんの支援・応援のおかげ。全国３位に甘んじることなく、さらに上を目指して頑張る」と気持ちを引き締めた。

　石原君は「ビーチバレーを通していろんなつながりがあった。これからの人生でも学んだことを生かしたい」と決意を新たにした。

　仲間君は「悔しい結果となったが、来年度は地元の後輩たちに頑張ってもらいたい」とエールを送った。

　両校を代表して宮古総合実業高校の本村博之校長は「小さな島から『やればできる』ということを証明した。次の目標を見据えてください」と激励した。

　出迎えに訪れた仲間君の母・ひとみさん（３７）は「全国３位になったことは、すばらしい成績だ」と笑みをこぼした。