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教育・文化
2016年8月20日(土)9:03

川田さん(宮総実高)全国2位に/水産・海洋高校意見発表大会

「グルクン入りみそ」開発を発表


全国2位となる優秀賞を受賞した川田さん(右)とフードクリエイトコースの川平早紀教諭=19日、宮古総合実業高校

全国2位となる優秀賞を受賞した川田さん(右)とフードクリエイトコースの川平早紀教諭=19日、宮古総合実業高校

 今月9、10日に島根県で開かれた2016年度第2回全国水産・海洋高校産業教育意見・体験発表大会(主催・全国高校水産教育研究会)で、宮古総合実業高校食と環境科フードクリエイトコースの川田美琴さん(3年)が全国2位となる優秀賞を獲得した。川田さんは19日、同校で会見を開き喜びを報告した。

 同大会には全国各地区大会最優秀賞受賞者ら8人が参加。九州地区代表として参加した川田さんは「島を変える小さな一歩」と題し、後継者不足などの問題がある佐良浜の伝統漁法アギヤーの存続を目指し、同漁法で水揚げされるグルクンを使った「グルクン入りみそ」の開発に取り組んだこと、みその開発だけでは問題解決には至らないものの、解決につながる「小さな一歩」であると信じていることなどを発表した。

 会見で川田さんは「練習期間中、友達や先生からいろいろとアドバイスしてもらった。私一人ではこの賞を取ることはできなかったと思うので感謝している」と周囲の協力に謝意を述べた。本村博之校長は「川田さんの積極的に取り組む姿勢は後輩の励みになる。今後とも頑張ってほしい」と激励した。


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