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教育・文化
2016年8月30日(火)9:04

山川さん(多良間中3年)が優秀賞/全日本水の作文コン

祝賀会開きたたえる


山川さんの受賞を祝した祝賀会が開催された。(手前左から)母親の智子さん、梨緒さん、(後列左から)担任の與那覇慎也教諭、和男さんと本村校長=28日、同村コミュニティー施設 

山川さんの受賞を祝した祝賀会が開催された。(手前左から)母親の智子さん、梨緒さん、(後列左から)担任の與那覇慎也教諭、和男さんと本村校長=28日、同村コミュニティー施設 

 【多良間】「全日本中学校水の作文コンクール」(国土交通省など主催)で優秀賞を受賞した、多良間中学校(本村晃則校長)の山川梨緒さん(3年)の受賞祝賀会(主催・同校3学年保護者会)28日、村コミュニティー施設で行われた。山川さんの作文が、応募総数1万5246編の中から、全国審査の上位10作品にノミネートされ「水の週間実行委員会会長賞(優秀賞)」を受賞した。



 多良間島の「水」と昔からの人々の生活を題材に、水の大切さへの思いを述べた内容が高く評価され、全国レベルの受賞と合わせ、県内では唯一の優秀賞受賞となった。


 保護者会代表の新里勝美さんは「全国レベルでの受賞はとても素晴らしい。多良間の代表としてこれからも頑張ってほしい。おめでとう」とたたえるとともに、今後の活躍にも期待した。


 伊良皆光夫村長は「昔の井戸の時代からの水との関わりを素晴らしく作文に書いている。命の水の大切さが伝わる。おめでとうございます」と快挙をたたえた。

 祝賀会では、山川さんが受賞した作文を朗読すると、会場からは大きな拍手が湧いた。


 クラスメートによるエイサー、ダンスが披露され、会場はお祝いムードで盛り上がった。


 山川さんは受賞を受け「作文を書く前は水は当たり前にあると認識していた。作文を書くことで、昔からの水のことを調べるうちに、水に感謝し、大切にしなければならないと思う気持ちが持てた。指導に当たってくれた先生、昔の話をしてくれた祖母に感謝します」と礼を述べた。


 父親の和男さんは「娘のために、このような祝賀会を開いていただき、感謝する。全国での受賞・発表は娘にとって良い経験ができたと思う。協力、指導してくださった先生はじめ、協力してくれた皆さん、ありがとうございます」と礼を述べた。


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