12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2016年11月26日(土)9:05

一部に離脱の動き/市長選

「第3の候補で」の声も/現職支持派市議


 来年1月22日の市長選挙に向け、保守系で新たな動きが出てきた。現職支持派市議内部では第3の候補を模索する動きや下地敏彦市長(70)に出馬辞退を促す声などもあり、ここにきて一部が離脱する可能性も出てきた。「一本化」協議が暗礁に乗り上げ、分裂の公算が拡大している保守系だが、今後の現職支持派内部の動き次第では、新たな展開が生まれる可能性も出てきた。



 保守系では、下地市長のほか、前市議会議長の真栄城徳彦氏(67)の2人が名乗りを上げ、両氏とも出馬表明を行い市長選に向け着々と準備を進めている。


 現職支持派9人のうちの8人と、下地市長は25日に市内のホテルで面談。市長には自民党が実施した世論調査の結果を示し、現状では厳しい情勢であることが示されたようだ。


 そうした状況の中、「一本化」に向けて立候補を表明している2人を白紙化し、新たな候補を模索すべきとの声も上がり、それについて下地市長は、新たな候補の人選や残された期間の短さを指摘して出馬の意思に変わりがないことを伝えたという。


 保守系内部には「世論調査からも、現状のまま選挙戦に突入すると厳しい現実が待っている」との声もあり、一本化の必要性は共通認識だが、現状は打開策もなく混とんとしている。  現職支持派内部では、ここにきてメンバー間の温度差が出てきており、「現職ありき」ではなく、新たな候補を模索しているメンバーが今後どのような動きとなるのか注目される。.


 今後、現職支持派の中から離脱者が出た場合は、保守系内の勢力図が変わることから、各方面を巻き込んで保守本流を巡る新たな駆け引きが展開される見込みとなっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!