12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2016年11月27日(日)9:03

三枝さん迎え、編集学ぶ/市立図書館

ライブラリー・ライブ


ワークショップで参加者に編集について話をする三枝さん(右)=26日、市立図書館北分館

ワークショップで参加者に編集について話をする三枝さん(右)=26日、市立図書館北分館

 宮古島市立図書館北分館で26日、編集企画ワークショップ「宮古で本をつくるなら」が、今年度2回目のライブラリー・ライブとして行われた。講師に、文筆家で編集者など多面的に活躍している三枝(みえだ)克之さんを迎え、参加者は編集作業などについて学んだ。

 三枝さんが「編集とは作家やアーティストが表現したいものやことを読者や市場に結びつける仕事」と説明した。

 また、「編集は目的を持って収集した物や人、ことを目的に沿ったまま、定められた形態に最適な選択と配置を試みること」と述べた。

 技術的には異なる二つのビジュアルを組み合わせることで、それぞれのビジュアルにはない意味や情感を生み出し、伝えたい内容をより早く、より簡単に、より強く、より深く理解させることが必要などと説明した。

 三枝さんは「編集的な視点をワークショップを通して感じ体験してほしい」と述べ、参加した約15人を「文芸・人文」「雑誌・ガイドブック」「ビジュアル・絵本」の三つのワークグループに分け、それぞれのテーマで意見を出し合いながら、企画書の作成などの作業を行った。

 三枝さんは兵庫県西宮市生まれ。編集者、プロデューサーなどで活躍している文筆家、著作家で、企画プロデュースオフィス「office UNIZON」主宰者。著書多数。

 ライブラリー・ライブはジャンルにとらわれないイベントで、図書館に親しんでもらいたいと市立図書館主催で行われている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!