12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2017年5月9日(火)9:03

マングローブの生態学ぶ/下地中3年生

海の環境ネットが出前講座


マングローブ林に生息する生き物を観察する下地中の3年生=8日、下地川満のウプカーマングローブ林

マングローブ林に生息する生き物を観察する下地中の3年生=8日、下地川満のウプカーマングローブ林

 下地中学校(砂川勝昭校長)は8日、3年生29人を対象とした環境教育出前講座を下地川満のウプカーマングローブ林で実施した。宮古島海の環境ネットワークの春川京子さんらを講師に招き、潮の引いたマングローブ林の木製遊歩道を歩きながらマングローブやカニなどそこに暮らす生き物を観察し、その生態などについて学んだ。

 出前講座では川満のマングローブ林に生息しているヒルギダマシ、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギという4種類のマングローブや、カニの一種で雄は片方のはさみが大きいシオマネキ、クマドリオウギガニ、アメンボ、ミナミトビハゼなどを観察しながらその生態や特徴などについて説明を聞いた。

 春川さんは、ヒルギは地面から飛び出ている根から酸素を取り込んでいること、ヒルギダマシとヤエヤマヒルギの根は光合成もすること、雄のシオマネキが持つ大きなはさみは雌へのアピールであること、カニが土の中にあるものをエサとして食べることで土が浄化され、その結果マングローブも育ちやすくなることなどを紹介した。

 今回の出前講座は全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)の地域貢献助成事業の一環として実施された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!