12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2020年12月10日(木)8:58

新たに1羽飛来/コウノトリ

伊良部滞在2羽に


今回飛来したコウノトリ(手前)と滞在を続けているコウノトリ=9日、伊良部(編集部・伊良波彌撮影)

今回飛来したコウノトリ(手前)と滞在を続けているコウノトリ=9日、伊良部(編集部・伊良波彌撮影)

 伊良部で滞在を続けている国特別天然記念物のコウノトリ(コウノトリ科)雄の滞在地に、新たに1羽のコウノトリ雄が飛来し、合流していることが9日、佐和田地域の農業用貯水池で確認された。

 兵庫県で人工ふ化され、巣立ったコウノトリが飛来。県内で合流するのは今回が初めてとされる。伊良部が日本の南限の滞在地で、これまでの1羽記録が2羽記録に更新された。

 新たに飛来したコウノトリ雄は、兵庫県潮来市で今年6月20日に巣立った。名前は清流。カラーリング(色足輪)の識別番号はJ0291。

 滞在中のコウノトリ雄は、兵庫県豊岡市が古里で今年7歳。識別番号はJ0067。名前は佐和田幸田。滞在期間は2年余り。

 長浜邦雄さん(71)=平良=が9日午前9時すぎ、2羽の合流を見つけた。

 長浜さんは「2羽の合流を初めて観察し、感無量です」と興奮気味に語った。

 その上で「鹿児島県にコウノトリの雌4羽が滞在しているという情報がある。こちらに雌が飛来するのを期待している」と話した。

 佐和田自治会の川満光則会長は「近いうちに2羽を観察したい。観察を通して心身が癒やされる」と強調した。 


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!