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社会・全般
2021年8月11日(水)9:00

宮古28人コロナ感染/第3波ピーク時に迫る

県内332人陽性 死者2人

 【那覇支社】県は10日、宮古地区で28人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染が爆発的に拡大し、これまでに1日当たりで最も感染を確認した第3波のピーク時(1月28日の35人)に迫る勢いを見せている。県全体では、332人の新規陽性者が判明した。また、いずれも那覇市在住の80代男性と90代女性の計2人が亡くなったことも明らかになった。

 オンラインで会見した県の糸数公医療技監は、宮古地区の感染者数が大幅に増えたことについて「感染力の強いデルタ株の影響で、接触者を検査したら、無症状者を含む陽性者がかなりの割合で確認された結果ではないかと考えている」と述べた。

 また、感染拡大が歓楽街から地域に入っているとも述べる一方で、保健所が調査している行政検査の数が多いとして「感染が追跡できていると考えれば、市中感染までには至っていないと考えてもよい」との認識を示した。感染者には無症状者が多いという。

 宮古地区で新たに感染が確認されたのは、市在住の10歳未満~50代までの28人。年齢別で見ると、40代が9人で最も多く、20代8人、30代7人、10歳未満と50代が各2人。

 職業別で最も多いのは飲食業が4人。次いで、サービス業3人など。その他は、接客業や建設業、医療従事者、介護従事者、会社員、公務員など幅広い業種で確認された。

 市内の療養状況は、宮古病院に入院中の11人(中等症9人、軽症2人)と民間病院2人(軽症)、宿泊施設療養者28人、自宅療養者21人、入院調整中75人の計137人。

 直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は、宮古島市が197・71人で、全国2位の東京都(207・20人)に接近する水準。全国ワーストは沖縄県の256・09人。

 県の定める警戒レベル判断指標で最も高い第4段階「感染まん延期」に達しているのは、療養者数(4717人)、病床占有率(80・4%)、直近1週間の新規感染者数(3601人)、新規PCR検査の陽性率(13・4%)の4指標。


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